こんにちは、ピロッティーです。
今回は「英語の速読力を上げるアプリはある?」
「速読力を上げるのに効果的な勉強法は?」
といった疑問に答えます。
僕は留学1年の経験と英会話教室に3年通った経験があります。これらの経験で得た速読の勉強方法も紹介したいと思います。
もくじ
- 英語の速読に使えるアプリ3選
- 速読に効果的な勉強方法
- まとめ
1、英語の速読に使えるアプリ3選
まずは速読力を上げるのに使えるアプリを紹介します。
POLYGLOTS(ポリグロッツ)
こちらは自分が興味を持っている最新の英語記事を読んだり、読み上げの音声を聞いたりすることができる英語のリーディングアプリです。
他の機能もあるのでリーディングだけでなく英語力を総合的に上げることも可能です。
特徴としては「Hand Shake」という機能があります。これは、「お互いが大丈夫であれば友達になれる」機能です。
POLYGLOTS(ポリグロッツ)に登録している英語学習者や日本語学習者にHandShake(握手)をして、相手がHandShake(握手)を返してくれれば友達になれます。語学学習者同士で友達が出来るとモチベーションの向上にもなります。
アプリとしては長文読解力を上げたい人に特におすすめです!
スタディサプリ Toeicコース
スタディサプリのToeicコースは名前の通りToeicの対策をするためのアプリです。
Toeicのパート6と7は長文問題です。パート6と7の対策には速読が必要なので、このアプリでは速読力を鍛えるための機能が付いています。
その機能が「スピード音読」というものです。
「スピード音読」は、英文を読みながら声に出すのですが、それと同時に和訳もやります。
時間制限がついているため、時間内に読み終わるようにします。慣れるまでは大変ですが、これをやればやるほど英文を読んだ際にすぐに意味が分かるようになっていきます。
これをやると頭を使うため疲れますが、それほど鍛えられているということなので効果に表れやすいということです。
周りに人がいたりする場合は口パクでやっても十分効果は期待できます。
速読力が身に付きToeicの点数も上がるので、スタディサプリはおすすめです!
料金は月に3000円程度かかるので、最初は無料体験から始めましょう。(7日間体験できます。)
ざっくり英語ニュース!StudyNow
バラエティー豊かなジャンルがあり、国内、海外、ネットの話題からゲームや音楽まで多岐にわたるジャンルでオリジナルのニュースを配信しているアプリです。ニュースを使ってリーディングの練習をするのに適しています。
難しい単語、熟語は意味をまとめて掲載していて、ネイティブスピーカーのナレーション機能もあるのでリスニングも鍛えられます。
無料でほとんどの機能が使えます。有料版も月360円とかなり安いです。
2、速読に効果的な勉強方法
速読に効果的な勉強方法は「多読」と「シャドーイング」です。
多読はたくさん英文を読むことを言います。
シャドーイングは英語を聞きながらそれについて行くように、声に出す練習をすることを言います。
上記で紹介したアプリはどれもこの2つの練習が可能です。
ここで多読とシャドーイングのやり方とメリットを見ていきましょう。
多読のメリットとやり方
多読のメリット
- 英語の文をたくさん読むことで英語を読む抵抗を減らせる。
- 分からない単語が出てきても文全体を見るとなんとなく予想できるようになる。
読む量は人にもよりますが、日本多読学会では「年間100万語」を目標にしています。なので、多読をするなら1日3000単語くらいを目安に読むのがおすすめです。
多読のやり方
- 単語が分からなくてもなるべく気にしないで読む(内容が50パーセント分かれば読み進める)
長文を読む練習をすると分からない単語がよく出てきます。それを1個1個調べていたら調べるのがメインになってしまうので、速読力を鍛えるなら読む方を優先するべきです。
単語は1センテンスに2、3個なら無視しましょう。あまりに多い場合は自分のレベルに合っていない内容である可能性があるので、自分のレベルに合ったものを選んでください。
- キーワードを拾う練習をする。
キーワードを拾うとは、重要な単語を見つけながら読むということです。
そのセンテンスの重要な単語さえ分かれば内容は100パーセントではないかもしれませんが理解できます。これができると読むスピードが格段にあがります。
これらの2つを意識してやりましょう!
多読とシャドーイングは両方やるべきですが、シャドーイングはリーディングのスキルだけでなく、スピーキングとリスニングの能力も上がるので特におすすめです。
次はシャドーイングです!
シャドーイングのメリットとやり方
シャドーイングのメリット
- 音声があるため発音やイントネーション、リズムも速読力と同時に身に付く
- リスニングとスピーキングの力も上がる
- 多読以上の速読の効果が期待できる
- ゲーム感覚で面白い
シャドーイングは遊び感覚でできるので、やってて苦になりにくい勉強方法です。
シャドーイングのやり方
今回紹介する方法は一般的にはシャドーイングと言われていますが、正確には「オーバーラッピング」と言います。「オーバーラッピング」と「シャドーイング」の違いは声に出す時に「文を見るか見ないか」です。
オーバーラッピングは文を見ながら音声について行くように声を出す練習方法です。
やり方は以下の通りです。
- 100~200文字の文章を使う。
まずは文章探しです。自分のレベルに合うものがいいので、文章を探してみて「これだ!」というものを探しましょう。分からない単語が5個くらいの多少難しいレベルならいいですが、10個や20個も分からない単語があるとやる気を削ぐ原因になるので文章探しは重要です。(音声付きのものを選びます)
ここからは実際にやる時の手順です。
- 1回目は音声を聞いて内容をイメージする。(文章は見ない)
- 2回目は「発音」「リズム」「イントネーション」の特徴を探しながら音声を聞く。(文章を見ながらやる)
3回目からは声に出すので、「見る」「聞く」「話す」に分けてやり方を解説します。
- 見る
音声が流れてくるので、音声で読まれているところを目で追います。
見ている部分が音声で読まれている部分より先でも後でもだめです。読まれている部分を確実に見るようにします。
- 聞く
聞くときは、前に確認した「発音」や「リズム」「イントネーション」を意識して聞くようにします。
- 話す
話すときは、聞いた「発音」や「リズム」「イント―ション」を意識して真似しながら発話します。声はできるだけ大きくした方が記憶に残りやすく効果は大きいです。
目安としては、3回目からの部分は5回以上やりましょう。
これを週に2回以上やれば効果は出てくると思います。できればセンテンスは毎回違うものを使いましょう。
こちらの記事でも紹介しているので参考に↓
オーバーラッピングの方法とやるべき理由!英語学習には超おすすめ - ピロッティー英会話ブログ
以上が速読に効果的な勉強方法です。
3、まとめ
速読が必要な場面は「資格試験」や「学校の試験」、「仕事で資料を読む」など沢山あります。速読力があれば英語を使う機会がある人なら必ず役に立つので、今すぐに身につけ始めましょう。
以下の記事も参考に!
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以上で終わります。