今回は両建てトレードについて話たいと思います!
両建てトレードとは買いと売りのポジションを両方建ててチャートが上に行っても下に行っても利益を出したい時に使う方法です。
またはマイナスの時に損切りをしたくないため反対側にポジションを建てることによってそれ以上のマイナスを阻止するなどいろんな用途で使えます。
この手法は含み損を常に抱えた状態でトレードすることになります。買い側か売り側のどちらかに利益が出ていても反対側は含み損です。
なので利確するタイミングがかなり重要になります。基本的には利益が出ている方が反転するタイミングで決済できればベストです。
決済した後はもう反対の含み損のポジションだけが残るので利益にするには利確した分より損切りする額を小さくするか利益になるまで待つかになります。
両建てトレードをやりやすい方法としては長期の足である日足、週足や月足のレンジ相場です。
現在レートがレンジの真ん中あたりにいるとすると、そのタイミングで両建てすればまずチャートはどちらかに動くので買いか売りの利益が出ます。
長期足なら1本の足が出来上がるまでに時間がかかりますから現在のチャートの周辺を行ったり来たりします。利確後に片方がマイナスになったとしても戻って来やすいです。レンジなので長期でまてば戻って来る確率は短い足より断然高いです。
僕の経験上の話ですがw
1分〜60分のような短い足だと経済指標の発表等の影響を受けるとレンジ相場もすぐに崩れる事が多いです。
通貨ペアを選ぶ時はポンドのような動きが激しくレンジが出来にくい通貨を含んだペアは控えた方がいいと思います!両建てしたところに戻ってるかも分からないので。
ドル円はレンジが出来やすく動きも安定しているのでおすすめです。
基本的によく取り引きされていて流動性が高いほど安定した動きをするのでレンジもできやすいです。
流動性が低く取り引き量が少ないと大口のエントリーが来た時に一気に抜けてしまいます。
なので通貨ペア選びは取り引き量が多く流動性の高いペアにした方が安定したトレードができるでしょう。
僕はポンドで両建てトレードを行ったことがありますが。片方を利確したあとに含み損を持っていたポジションがマイナス方向にレンジを抜け、100pips以上一気に飛んだので含み損が一気に大きくなりました。
含み損が大きいので損切りする決断が出来ず、迷っている内にマイナス600pipsまで大きくなっていました。結局損切りすることになりましたが過去最大級の大損となりました。
レバレッジは掛けた状態でいきなりマイナス100pips以上も含み損があると損切りの決断が遅くなってしまう人は多いのではないでしょうか。
ドル円で100pipsも短時間で一気に動くことはビッグイベントでもない限り滅多にないので損切りを考える余裕はあると思います。
これなら安定したトレードがしやすいですよね!
ということで今回は両建てトレードについて話てみました!
ありがとうございました😊